はじめてでも大丈夫!赤ちゃんと笑顔ではじめる「離乳食」の進め方安心ガイド
- 2 日前
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毎日のお世話に追われるなか、「そろそろ離乳食の準備を…」と考えると、何から始めたらいいのかドキドキしてしまいますよね。「ちゃんと食べてくれるかな?」「作るのが大変そう…」と不安に思うのは、一生懸命赤ちゃんに向き合っている素敵なママだからこそです。
離乳食は、赤ちゃんが「食べる楽しさ」を知っていくための大切なステップですが、教科書通りにいかなくても全く問題ありません!赤ちゃんの成長にあわせて、ママのペースで一歩ずつ進めていきましょう。

1. 離乳食はいつから始める?(開始のサイン)
離乳食を始める時期の目安は生後5か月〜6か月頃です。
(※厚生労働省授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)より)
ただし、月齢はあくまで目安。赤ちゃんが次のようなサインを見せたら、「準備ができたよ」の合図です。
首のすわりがしっかりしていて、寝返りができる。5秒以上座れる。
大人が食べている様子をじっと見たり、よだれが出たりする
スプーンなどを口に入れても、舌で押し出すことが少なくなってきた(哺乳反射の減弱)
ママの体調や赤ちゃんの機嫌が良い日に、ゆったりとした気持ちでスタートしてみましょう。
※栄養学的な観点から、離乳食の開始前に果汁やイオン飲料を与える必要はありません。
2. スケジュールと進め方の目安
離乳食は、赤ちゃんの「飲み込む」「つぶす」といったお口の発達にあわせて、少しずつステップアップしていきます。
【初期】ゴックン期(生後5〜6か月頃)
お食事の回数: 1日1回
目標: 離乳食を飲み込むこと、スプーンやなめらかな舌ざわりに慣れること
調理の形態: なめらかにすりつぶした状態(ポタージュ状)
進め方: まずはアレルギーの心配が少ない「つぶしがゆ(米)」をスプーン1さじから始めます。慣れてきたら、じゃがいもやにんじんなどの野菜、さらに豆腐や白身魚、固ゆでした卵黄などを1さじずつ試していきます。
授乳: 離乳食のあとは、母乳や育児用ミルクを赤ちゃんが欲しがるだけ与えてください。
【中期】モグモグ期(生後7〜8か月頃)
お食事の回数: 1日2回(食事のリズムを作っていきます)
目標: 舌と上あごで食べ物をつぶして食べられるようになること
調理の形態: 舌でつぶせる固さ(豆腐くらいの固さ)
進め方: 穀類(主食)、野菜(副菜)、たんぱく質(主菜)を組み合わせたメニューにしていきます。赤ちゃんが飲み込みやすいように、とろみをつける工夫をしてあげると喜びます。調味料はまだ必要ありません。素材の味を大切にしましょう。
【後期】カミカミ期(生後9〜11か月頃)
お食事の回数: 1日3回(家族の食事時間にあわせてリズムを整えます)
目標: 歯ぐきで食べ物をつぶして食べられるようになること
調理の形態: 歯ぐきでつぶせる固さ(バナナくらいの固さ)
進め方: 生後9か月頃からは「手づかみ食べ」が始まります。自分で掴んで食べることは、一口量を覚えたり食べ物への関心を高めたりする大切な発育ステップです。周りが汚れて片付けが大変な時は、ビニールシートを敷くなどして、無理のない範囲で自由にさせてあげましょう。
【完了期】パクパク期(生後12〜18か月頃)
お食事の回数: 1日3回 + 必要に応じておやつ(補食)1〜2回
目標: 形のある食べ物を前歯で噛み取り、歯ぐきで噛みつぶして、エネルギーや栄養の大部分を食事からとれるようになること
調理の形態: 歯ぐきで噛める固さ(肉団子くらいの固さ)
進め方: 朝・昼・夕の1日3回の食事のリズムが定着し、生活リズムもしっかりしてくる時期です。この頃になると、お乳(母乳やミルク)からではなく、栄養の大部分を食事からとれるようになっていきます。
スプーンを自分で使いたがることが増えますが、まだまだ上手には使えません。手づかみ食べも引き続き大歓迎です!自分で食べる意欲を大切にしてあげてくださいね。
また、この時期の赤ちゃんは胃が小さく、3回の食事だけでは必要な栄養やエネルギーをとりきれないことがあります。そのために大切なのが「おやつ(補食)」です。おやつといっても、甘いお菓子ではなく「第4の食事」と考えて、おにぎりやふかしいも、バナナ、ヨーグルトなどを1日1〜2回、時間を決めて与えるのがおすすめです。
大人のごはんから取り分けて味を薄めるだけで作れるメニューが増えるので、ママの調理の負担も少しずつ軽くなりますよ。
【この時期の母乳・ミルクはどうする?】
「完了期」に入ったからといって、急いで母乳やミルクをゼロにする必要はありません 。
ごはんを3回しっかり食べて、おやつ(補食)からも栄養がとれているようであれば、お乳の回数を少しずつ減らしていっても大丈夫です 。でも、もし「まだごはんを食べる量が少なめだな」と感じるなら、足りない栄養を補うために、今まで通り食後やリズムに合わせて与えてあげてくださいね 。
離乳食の進み具合や、おっぱい・ミルクが大好きな気持ちは、赤ちゃんによって一人ひとり違います 。周りと比べず、うちの子の「食べる量」や「飲みたがる様子」を見ながら、わが家のペースで進めていきましょう 。
3. 知っておきたいアレルギーと大切なルール
離乳食を進めるうえで、多くのママが心配になるのが「食物アレルギー」です。正しく知って、安全に進めましょう。
① 開始や特定の食品を遅らせる必要はありません
アレルギーを心配して、離乳食の開始や特定の食品(卵や小麦など)の摂取を遅らせても、アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はありません。基本的には生後5〜6か月頃から、通常のスケジュールで進めて大丈夫です。
② 新しい食品は「1日1回・1さじから」
万が一アレルギー症状(じんましん、赤み、嘔吐など)が出た場合に原因を特定しやすくするため、初めての食品は1日1種類、スプーン1さじから与えるのが鉄則です。何かあったときにすぐかかりつけの小児科を受診できるよう、平日の午前中(かかりつけの病院が開いている日)に試すのがおすすめです。もしアレルギーが疑われる症状が出たら、自己判断で制限せず、必ず医師の診断を受けてください。
③ 1歳未満の赤ちゃんに「蜂蜜(はちみつ)」はNG!
蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれていることがあり、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあります。熱に非常に強く、通常の調理加熱では死にません。1歳を過ぎるまでは、蜂蜜や蜂蜜入りの飲料・お菓子は絶対に与えないでください。
4. がんばりすぎないで!ママの笑顔が一番の栄養です
厚生労働省の調査によると、約74%の保護者が離乳食について何かしらの困りごとを感じており、なかでも「作ることが負担・大変」という声が最も多いというデータがあります。
毎日手作りしなければいけない、ということは絶対にありません。市販の「ベビーフード」を賢く頼るのも素晴らしい方法です。 ベビーフードには、次のようなたくさんのメリットがあります。
月齢にあわせた固さや大きさの「お手本」になる
レバーなど、家庭で調理しにくい食材を手軽に取り入れられる(特に母乳育児の赤ちゃんに不足しがちな鉄分の補給に役立ちます)
お出かけや、ママが疲れてホッと一息つきたいときの強い味方になる
手作りとベビーフードを上手に組み合わせながら、ママの心のゆとりを一番大切にしてくださいね。
悩みや不安があるときは…
赤ちゃんのからだの大きさや食べるペースには、一人ひとり大きな個人差があります。「全然食べてくれない」「丸飲みしている気がする」など、悩んだときは一人で抱え込まず、地域のサポートを頼ってください。
お住まいの自治体の保健所・市町村保健センターや、子育て世代包括支援センターでは、専門の保健師や管理栄養士がいつでもママのお話を聞き、寄り添ったアドバイスをしてくれます。乳幼児健診や離乳食教室などの機会も、ぜひ気軽に活用してみてくださいね。
赤ちゃんが「おいしいね」と笑ってくれる日もあれば、べーっと出してママがガッカリしてしまう日もあります。私も、初めての離乳食の時は「どうしたらいいんだ!!!」と悩んだりした時もつらくなった時もありましたが、後になれば、全部ひっくるめて、いつか懐かしい思い出になります。無理せず、今日はベビーフードも頼りながら、ゆっくり赤ちゃんを抱っこしてあげる日があってもいい。ママが笑顔で食卓を囲むことこそが、赤ちゃんにとって一番の安心ですよ。
根拠となる一次情報URL
この記事は、以下の公的機関から発信されている最新の一次情報・エビデンスに基づいて作成しています。
お魚の離乳食レシピは、こちらでご紹介しています。
・5~6か月 鯛の離乳食 https://www.instagram.com/p/DVcsRlDEjL0/
・5~6か月 しらすの離乳食 https://www.instagram.com/p/DWFyRjNEiyg/
・7~8か月以降 鮭とじゃがいもの離乳食 https://www.instagram.com/p/DZb3bv6yJfb/



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